同校農場内の大豆畑でイベントをPRする生徒たち

 【那須塩原】大豆や食の未来を考えるイベント「オダイズサイ2019 たねはともだち」が8日、那須拓陽高の大山農場で初めて開かれる。地域で生産され続けている国産大豆「在来大豆」の保護などに取り組む同校が民間団体や農家の協力を得て開催。イベントでは生徒が育てた大豆を使ったみそ汁の試飲や、みそ造りワークショップなど多様な催しを企画している。

 在来大豆を保護しようと同校が昨年度から取り組む「拓陽SOYプロジェクト」の一環。生徒たちは地元農家から譲り受けた在来大豆を同農場で育て、地元の食品製造会社などと協力し、育てた大豆を使ったみそ、しょうゆ造りなどに取り組んでいる。

 イベントでは本年に仕上がったみそを使ってみそ汁を振る舞うほか、食品製造会社の社長と一緒にみそ造りを体験できるワークショップ、有機栽培で生産された野菜や生徒が育てた大豆を焙煎したコーヒーなどを販売するマルシェも開く。

 また種苗流通会社を起業した現役高校生小林宙(こばやしそら)さんや、アウトドアウェアなどを販売するパタゴニア日本支社の元支社長で種子の保護育成などに取り組むジョン・ムーアさんなど7人を集めたトークセッションも行う。

 大豆を育てた同校3年大島茜音(おおしまあかね)さん(18)は「初めてのイベントを盛り上げたい。みそ汁の味も普段飲んでいるものと比べてほしい」と話した。

 午前9時半~午後3時半。入場無料。(問)同校事務局080・7006・8662。