アジサイの植栽を行う「太平山南山麓友の会」の会員

 【栃木】NPO法人「太平山南山麓友の会」が19日、大平町西山田の林道でアジサイの植栽活動を行った。アジサイ約1千本が並ぶ同所に「あじさい林道」の愛称を付けて整備し、知名度を上げようという活動の一環。この日は同会会員やボランティアなど約12人がアジサイを植えたり、愛称が記された看板を立てたりした。

 同林道は大中寺(だいちゅうじ)と清水寺(せいすいじ)を結び、27年ほど前に開通した。当時は粗大ごみなどの不法投棄が頻繁に行われ大平町富田、自営業天海英夫(あまがいひでお)さん(78)が不法投棄防止のために1994年から独自にアジサイの植栽を始めた。約10年かけて現在の数になったという。

 同会は2007年に発足し、現在の会員は天海さんも含め約60人。アジサイの剪定(せんてい)、トレッキングガイドや農業体験などの活動を行っている。 この日、参加者は林道を歩きながら、県から配布された15株と参加者が自宅などから持ち寄った10株を植えた。「元気に成長し花をつけて」と願いを込めながら、熱心に作業を行っていた。