宇都宮中央女子高の赤れんが倉庫を見学する参加者ら。多目的ホールに改修された

     【宇都宮】市内の戦跡を巡るバスツアー「ピースバス」(ピースうつのみや主催)が19日、開かれた。市内外から約30人が参加し、市中心部から大谷地区にかけて残る軍関連の施設や工場など戦争の痕跡を訪ね、かつて「軍都」と呼ばれた市内の歴史を振り返った。

 今年で34回目。この日は、八幡山の旧陸軍地下司令部出入り口跡を訪ねた後、旧陸軍施設として明治時代に建てられた宇都宮中央女子高に残る赤れんが倉庫、大谷町の戸室山にある中島飛行機地下工場出入り口跡などを巡るコースで実施した。 このうち宇中女高の赤れんが倉庫では、参加者は高校の担当者から、厨房(ちゅうぼう)関連の施設として建てられたことや、今も床下に当時の排水溝の跡が残っていることなどの解説を受けながら、外観や内部を見学した。