県内信用金庫・新容器見合いの2019年9月中間業績概要

 県内6信用金庫と2信用組合の2019年9月中間業績が5日までに出そろった。低金利が続く中、3信金2信組が本業の貸出金利息を伸ばした。ただ、中間期としてはこれまで全8信金信組が6期連続で最終黒字だったが、信用コストに当たる貸倒引当金繰入額が増えた那須信用組合は最終赤字になった。鹿沼相互など4信金も貸倒引当金繰入額が増加し、取引先の業況悪化に伴い、経営環境は厳しさが増しているようだ。

◇信用金庫◇

 資金運用収益は足利小山、栃木、鹿沼相互、大田原、烏山が前年同期比で増えた。うち貸出金利息は、貸出金残高を伸ばした栃木、佐野、大田原が増えた。

 足利小山は、貸出金利息などの減収を投資信託解約益などで賄った。前年なかった貸倒引当金繰入額は約4400万円。経営企画部は「減益だが、本業を改善させた」と説明する。

 栃木は「融資業務に特化した」(営業推進部)とし、貸出金利息を前年同期に比べ2・91%伸ばした。保証料など役務取引等費用が増えたが、貸倒引当金戻入金が約2億7600万円あり、中間期としては黒字を維持できた。

 鹿沼相互は貸出金利息が3・40%減ったが、投信解約益、国債等債券売却益で実質業務純益を前年の3倍に押し上げた。貸倒引当金繰入額は約7500万円計上した。