学生食堂で笑顔で海鮮丼を提供する入江さん(左)

 【宇都宮】山本町1丁目にあった人気店利泉(かがせん)が、竹下町の作新学院大学生食堂に移り「利寿司(かがずし)」として、学生に好評を得ている。本格的な海鮮丼と日替わり丼を500円で提供し、店主の入江利典(いりえとしのり)さん(63)との会話も学生のランチタイムの充実に一役買っている。

 入江さんは2016年9月、従業員の独立などをきっかけに36年間経営したすし店を閉店。同大職員の息子に促され、同年11月に学生会館内の一角に店を構えた。メニューは丼もの2種に絞った。サラダと汁物が付く。「魚は毎日市場で買い付ける。仕入れ先とは長い付き合いなので、この値段で良いものが提供できる」と胸を張る。

 丼の具のみ(300円)の販売は、妻の美千子(みちこ)さん(60)のアイデアを取り入れた。ご飯を持参すると上に具を載せて渡す。「1人暮らしの学生を応援したい。毎日注文する人もいますよ」(入江さん)。

 大学の長期休業、土日祝日を除く午前9時~午後2時。売り切れ次第終了。一般の利用もできるが、入構時に受け付けが必要。(問)同大028・667・7111。