調整役のアドバイスを受けながら災害対策を考える生徒たち

 【足利】市PTA・OB会は30日、富田中で、水害対策について考える「防災ワークショップ」を開いた。2年生28人が参加し、避難時に取るべき行動などについて、確認したり意見交換をしたりした。

 生徒は3~4人のグループに分かれ、水害対策の知見があるファシリテーター(調整役)のアドバイスを受けながら、いつまでにどこに避難するべきか、どこから必要な情報を得るべきか、誰と行動するべきかなどを考え、意見を交わした。自宅から避難場所に行くまでに取る行動を時系列で記した「マイ・タイムライン」も作成した。

 台風19号では、同校生徒の1割以上の家庭が床下浸水以上を経験したという。進行役を務めた同会の上武敬和(うえたけひろかず)代表(59)は「中学生は守られる側ではなく守る側という意識を持ってほしい」と呼び掛けた。阿部虹郎(あべにじろう)さん(14)は「普段から避難に必要なものを備え、災害発生時に冷静な判断ができるようにしたい」と話した。

 同会は市内の中学校と連携し、2012年からワークショップを100回以上実施している。14日には同校で1年生対象の「地震編」が開かれ、一般の見学も可能。9時40分~11時半。(問)同校0284・91・0403。