那覇市の首里城の火災から1カ月余り。県内関係者の間にも、再建支援の動きが出てきた。

 11月22日に日光市で開かれた第6回世界遺産サミットでは募金活動が行われた。宇都宮市、パッチワークキルト作家比企洋子(ひきようこ)さんは、那覇市に300万円を寄付。1日まで同市で開いた個展で再建を訴えた。

 琉球王国の中心地だった首里城。沖縄の歴史と歩みを伝えるシンボルが焼け落ち、日本中に大きな衝撃が走った。沖縄の人たちの嘆きは計り知れないが、それでも地元自治体やマスコミ、企業が募金や支援を呼び掛け、少しずつ再建へ歩み出している。

 東日本大震災で被災した濱田庄司(はまだしょうじ)ゆかりの益子参考館(益子町)の復旧では、沖縄県からも地元新聞社や沖縄民芸協会、陶芸家らが寄付を寄せた。同県内でのチャリティー益子陶器市や益子の陶芸家作品展には、在沖縄栃木県人会員を初め、多くの人たちが足を運んでくれた。

 恩返しができないか。さらなる支援の輪が本県で広がるといい。