2日、開幕したCOP25の全体会合=マドリード(条約事務局のウェブサイトから・共同)

 【マドリード共同】地球温暖化対策のパリ協定の本格始動を来年に控え、一部積み残しとなっている実施ルールの詰めの議論をする国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が2日、スペイン・マドリードで開幕した。温暖化が深刻になる中、各国が2030年の温室効果ガス排出削減目標の上積みを表明し、対策強化の機運を高めることも期待されている。会期は13日まで。

 開幕の全体会合で、議長を務めるチリのシュミット環境相は「人類は気候の危機に直面しており、協力がないと前に進まない。今こそ動きだす時だ」と述べ、各国に目標の引き上げなど取り組みの加速を呼び掛けた。