県内中学生の2019年度の運動部加入率は前年度比0・4ポイント減の69・7%となり、1987年度の調査開始以来初めて7割を切ったことが1日までに、県教委のまとめで分かった。地域のスポーツクラブなどで活動する生徒の割合は過去最高で、スポーツに取り組む際、部活動を選択しない生徒が増えている。競技別部員数は女子で卓球がバレーボールを上回り、2位に上昇した。

 調査は県内の中学校と高校を対象に毎年行っており、本年度は6月に実施した。中学生の運動部加入率は87年度(80・8%)以降、減少傾向が続く。2019年度の男女別加入率は男子79・0%、女子59・9%でいずれも過去最低。女子は初めて6割を切った。全体の運動部員数は3万6484人だった。

 背景には地域のスポーツクラブなどで活動する生徒の増加がある。19年度の割合は前年比0・1ポイント増の5・6%で、男子に限れば7・6%に上った。以前に比べ、サッカーなどのクラブチームが各地に増え、より力を伸ばしたい生徒が加入するケースが目立つとされる。男子はサッカーや硬式野球、女子はダンスや水泳、バレエで多いという。

 一方、部活動の競技別部員数を見ると、男子は1位サッカー、2位ソフトテニス、3位卓球と3年連続で同じ結果だった。女子は1位ソフトテニス、2位卓球、3位バレーボールで、県教委は卓球に人気が集まった要因に、近年の日本人女子選手の世界での活躍を指摘した。

 高校生(全日制)の運動部加入率は前年度比0・7ポイント減の44・0%。男女別では男子54・3%、女子33・2%だった。文化部加入率が29・2%に上り、部活動全体の加入率は73・2%と過去5年間で最も高かった。