「ほほ笑み花火」に向け募金玉で協力を呼び掛ける田島代表

 【足利】冬の夜空を彩る「あしかがほほ笑み花火」が21日、田中橋下流の渡良瀬川河川敷で開かれる。台風19号で被災した市民などに「上を向いてほしい」と名草上町、須永花火田島煙火工場(田島浩(たじまゆたか)代表)が主催。市内の商店などに花火玉を使った「募金玉」を設置して協力を呼び掛けている。

 冬の花火大会は昨年、「クリスマス花火」と題して初めて開催した。今年も当初はクリスマス花火として計画していたが、台風で市内も甚大な被害が出たことなどから「ほほ笑み花火」とし、資金は主に賛同した個人や企業からの募金でまかなうことにした。

 田島代表(54)は「特に子どもたちには悲しい顔ではなく、楽しい気持ちで年越しを迎えてもらいたい」と話す。同社も裏山の土砂が建物内に流れ込む被害が出たという。

 花火の打ち上げ数は昨冬より少なめだが、約1千~1500発を予定。子どもたち向けにキャラクターをかたどった花火を織り交ぜ、打ち上げ時刻も早めに設定する。

 募金玉は7号玉(直径21センチ)の殻を活用し、真ん中にお金の投入口を開けた。既に市内や群馬県内などの飲食店や商店などに約50個を置いてもらっている。18日ごろ回収する予定だ。設置場所は同社ホームページに掲載している。

 打ち上げは午後6時開始。荒天の場合、翌22日に順延。田島代表は「花火を見て上を向いて、子どもたちに『すげえ』という気持ちで今年を締めくくってほしい」と話している。

 (問)同社0284・41・9203。