道路を走るタンデム自転車=1日午前10時50分、宇都宮市陽東7丁目

 視覚障害者らも利用できる2人乗りの「タンデム自転車」の公道走行が1日、県内で解禁された。タンデム自転車の特性などを理解してもらおうと県警は同日、宇都宮市陽東7丁目の宇都宮大工学部の敷地内や周辺の公道で体験講習会を開いた。

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 講習会には県サイクリング協会のメンバーや視覚障害者ら約40人が参加。県警の吉田英生(よしだひでお)交通企画課長は「普通の自転車と乗車感覚が違う。安全第一を常に考えてほしい」とあいさつした。

 警察官らが乗車時のルールや自転車の特性を参加者に説明。その後、敷地内で約10台の自転車に2人ずつ乗り、バランスなどを確かめた。公道走行を心待ちにしていたという視覚障害者の同市新里町、無職赤坂赳夫(あかさかたけお)さん(79)は「公道は車の音なども聞こえ、社会の中で走っていると実感した。今後、サイクリングイベントなどにも参加したい」と笑顔で語った。