手作りの産着などを手にする「おくるみの会」メンバーと仲山さん(左から2人目)

 【大田原】流産や死産を経験した母親らを支援しようと、病棟のケアを見直す動きが中田原の那須赤十字病院で、助産師の有志グループを中心に進んでいる。このほど、死別によるグリーフ(悲嘆)ケアに取り組む助産師、仲山水生(なかやまみお)さん(45)=那須町=を講師に勉強会が開かれ、産科の職員ら23人が家族との向き合い方を考えた。

 助産師グループ「おくるみの会」は、相馬幸子(そうまゆきこ)看護師長(59)と八柳(やつやなぎ)ひとみさん(44)、清水彩加(しみずさやか)さん(24)の3人で今年の春ごろに結成。早期に亡くなった赤ちゃんの体のサイズに合うよう、手のひらほどの大きさのおくるみや帽子を職員が自作する取り組みを始めた。赤ちゃんの遺体を何度も拭いて産着を着せ直す助産師の姿勢に感謝して病院を後にした母親もいたという。