県選管が29日公表した2018年政治資金収支報告書によると、政党を除く政治団体のうち、繰越金を除く収入が最多だったのは、前年に続き板橋一好(いたばしかずよし)県議(小山市・野木町選挙区)の「板橋一好後援会連合会」で、前年比2521万円増の5870万円だった。上位3団体の収入の大部分は、政治資金パーティーによるものとみられる。

 同連合会は板橋県議の資金管理団体。板橋県議が代表を務める自民党県小山市・野木町第4支部から4007万円の寄付を受けた。同支部は18年3月、板橋県議の政治生活50周年を祝う会で3711万円を集めていた。

 2位は福田富一(ふくだとみかず)知事の「福田とみかず後援会総連合会」で4958万円。そのうち4613万円は知事の政治生活35周年を祝う会の収入だった。5位の「福田とみかず後援会」は2747万円で、個人からの寄付の合計額が1650万円を占めた。3位は自民の佐藤勉(さとうつとむ)衆院議員の「佐藤政経懇話会」で3635万円。大部分を政治資金パーティーで集めた。

 県看護連盟が3242万円で4位、県医師連盟が2738万円で6位となり、例年同様に医療関連の政治団体が上位に入った。

 7位は佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長の「さとう栄一後援会総連合会」で2488万円。同連合会は、1943万円を集め9位の「宇陽倶楽部(くらぶ)」から960万円の寄付を得ている。

 19年の参院選比例代表に自民から立候補した角田充由(かくたみつよし)氏の「かくた充由後援会」が2095万円で8位、18年4月の栃木市長選に出馬した鈴木俊美(すずきとしみ)氏の「鈴木としみ後援会総連合会」が1936万円で10位となった。