足利市は29日、ローマ教皇(法王)として38年ぶりに訪日した教皇フランシスコが上智大で講話を行った際、足利学校を「日本文化の力を示す良い例」として言及していたと発表した。和泉(いずみ)聡(さとし)市長は「足利学校の価値を全世界に発信していただけたものと大変喜ばしく思っている」とコメントした。

 講話では「聖フランシスコ・ザビエルが深く感銘を受けた足利学校は、さまざまな見聞から得られる知識を吸収し、伝播(でんぱ)するという日本文化の力を示す良い例です」と述べていた。日本にキリスト教を伝えたザビエルは1549年の書簡で、同学校を「日本国中で最も大きく、最も有名な板東の大学」と評した。