【佐野】市教委は29日までに、市内2校目となる小中一貫校「葛生義務教育学校」の開校時期を当初計画から1年延期し、2023年4月1日とすることを決めた。

 台風19号による大規模被災で建築資材の調達や人材の確保への影響も懸念されるため、工期の見直しを行った。

 同校は葛生・常盤中学校区の小中一貫校。校舎は葛生中を改修整備して活用する計画だが、担当者は「各工事の発注段階における土木・建築業界の状況を見通すことが困難となっている」と説明する。

 市教委は今後、同学区の小学校区単位で説明会を開き、理解を求める。

 小中一貫教育を推進する市教委は初の一貫校として、田沼西中学校区に来年度、あそ野学園を開校。23年度の葛生の開校に続き、残る22小中学校についても徐々に七つの義務教育学校に再編していく方針。