「佐野盛揚隊」のメンバーを祝福する岡部市長(左)

 【佐野】群馬県高崎市でこのほど開かれた商品企画や販売力の競技大会「熱血!高校生販売甲子園」で、佐野清澄高の「佐野盛揚(もりあげ)隊」が準優勝に輝いた。独自の製法で調理した佐野黒から揚げなどを販売し、接客態度は最高評価を得た。28日には市役所を訪れ、岡部正英(おかべまさひで)市長に売上金の一部を台風19号の災害義援金として寄付。メンバーは「来年こそ優勝を」と飛躍を誓っていた。

 大会は高校生が商品の企画・製作から販売までの技術を競う場として、高崎商工会議所などが2008年から開催。来場者の一般投票に加え、審査員が売り上げや接客、地域性など5項目について評価する。

 今大会は16、17の両日、高崎の中心市街地を会場に、関東を中心に31校が出場し開かれた。出場5回目の同校は、食物調理科と生活デザイン科の計9人でチームを編成。「一致団結・笑顔で接客・佐野の魅力を全力で届けよう」を目標に掲げ、粉末ソースで甘口に仕上げた黒から揚げや「いもフライピザ」「とちおとめマフィン」のオリジナルメニュー3品を販売した。

 大会事務局の担当者は「明るく元気な接客態度が特に審査員の目を引き、最高評価となった。また黒から揚げはいち早く売り切れるほどの人気だった」と講評。リーダーを務めた食物調理科3年尾花勇輔(おばなゆうすけ)さん(17)は「目標の優勝には届かなかったが、みんなと協力してここまでの成果を得られたことがうれしい」と大会を振り返った。

 市役所で9人の生徒を迎えた岡部市長は「佐野を広くPRしていただき本当にありがたい。これからも大いに活躍してほしい」と祝福した。