青空の下、収穫されるユズ=29日午前10時40分、茂木町山内

 茂木町で特産のユズの収穫がピークを迎えている。今年は天候不順で収量は全般に少なめというが、生産者は作業に追われている。

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 茨城県境に近い山内地区には5千本以上のユズが植えられ、中でも評判のユズを生産する農業石河福三朗(いしかわふくさぶろう)さん(77)方では、斜面35アールに丹精して栽培している約300本のユズの収穫が忙しい。

 朝冷え込んだ29日は好天に恵まれ、陽光を浴びて輝くユズを、妻幸江(ゆきえ)さん(71)と2人で手際よく摘んで籠に入れていた。作業は12月半ばまで続く。

 大豊作だった昨年から一転、今年の収量は昨年の4割ほどという。石河さんは「長雨による日照不足が影響した。来年は収量も品質もさらに向上させたい」と挽回を誓っていた。年明けには早くも剪定(せんてい)作業が始まる。