リーグ戦全16試合に先発し、好調をキープするブレックスのロシター(左から2人目)

白鴎大の主将としてチームをけん引する4年生ガードの軸丸

リーグ戦全16試合に先発し、好調をキープするブレックスのロシター(左から2人目) 白鴎大の主将としてチームをけん引する4年生ガードの軸丸

 第95回天皇杯・第86回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会(日本バスケットボール協会主催、下野新聞社など共催)は30、12月1の両日、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)ほか8会場で2次ラウンドを行い、ファイナルラウンドに進出する男女各8チームが決まる。本県からは天皇杯に前回準優勝のB1宇都宮ブレックス、皇后杯に白鴎大が出場する。

■ブレックス 好調を維持 油断禁物

 ブレックスは悲願の初優勝に意欲を燃やす。レギュラーシーズンは16試合を終えて12勝4敗、リーグ最激戦区の東地区で首位。第2節以降は怒涛(どとう)の7連勝をマークするなど調子を上げてきた。今季は開幕前の地区別トーナメント戦「アーリーカップ関東」王者の称号も手にし、2冠目を狙うモチベーションは十分ある。

 初戦となる4回戦の相手はB3東京サンレーヴス。ここを勝てばB1中地区最下位の三遠と昨季B2王者の信州の勝者と激突する。いずれも格下だが、一発勝負のトーナメント戦だけに油断はできない。

 開幕から全16試合に先発出場する攻守の要、ライアン・ロシターは好調をキープ。司令塔の渡辺裕規(わたなべひろのり)は「内容より結果を求めていく。ファイナリストのプライドを持って戦う」と自信をのぞかせる。安斎竜三(あんざいりゅうぞう)監督も「やるべき事をやり切ることができれば結果はついてくる」と強調する。

■守備から接戦展開狙う 白鴎大

 関東大学女子リーグ1部に所属する白鴎大。ガードで主将の軸丸(じくまる)ひかる(4年)、ユニバーシアード代表経験のあるフォワード佐坂樹(ささかみき)(同)を中心に、激しいディフェンスからの切り替えの早いバスケットで番狂わせを狙う。3回戦で対戦する山梨はWリーグ9位でシュートのうまさと守備の強さが持ち味。前回は1回戦で対戦し、74-94で完敗を喫しただけに成長の跡を見せたい。勝てば4回戦では同8位の東京羽田との対戦が控える。

 12月9日に開幕する全日本大学選手権に向け、チームの完成度を測るには格好の相手。佐藤智信(さとうとしのぶ)監督は「やってきたディフェンスがWリーグ相手にどこまで通用するか。接戦に持ち込みたい」とポイントを挙げ、軸丸は「選手層も厚くなったので、最初から全力でぶつかる」と意気込みを示した。