容疑者宅から運び出される猫=28日午後、足利市(画像は一部加工しています)

異臭を放つ蓄積した猫缶などのごみ=28日午後0時55分、足利市

容疑者宅から保護された猫を積んだ車=28日午前、足利市

容疑者宅から運び出される猫=28日午後、足利市(画像は一部加工しています) 異臭を放つ蓄積した猫缶などのごみ=28日午後0時55分、足利市 容疑者宅から保護された猫を積んだ車=28日午前、足利市

 猫数十匹の死骸を放置した自宅で猫37匹などを飼育したとして、足利署は28日、動物愛護法違反(虐待)の疑いで足利市、無職(58)を現行犯逮捕した。署によると、「虐待はしていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、28日午前8時10分ごろ、猫数十匹の死骸を放置した自宅内で、猫37匹、犬1匹、亀1匹を飼育し虐待した疑い。

 署によると、容疑者は1人暮らし。猫などは放し飼いの状態で、猫の排せつ物なども放置されていたという。自宅内にいた猫などは、署が県動物愛護指導センターに管理を委託した。

 署やセンターには2017年9月ごろから「異臭がする」などと、容疑者宅の近隣住民から情報が寄せられていたという。センターは今年8月、立ち入り調査を実施しようとしたが、容疑者が拒否。署は28日朝、動物愛護法違反の容疑で容疑者宅を家宅捜索し、飼育状況を確認した。

 現場は住宅街。容疑者宅近くは異臭が漂い、庭には猫の餌が入っていたとみられる空き缶が堆積していた。

 近所の60代主婦は「(容疑者が)2年前に引っ越ししてきた頃から臭いが出始めた」などと話した。