渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)那須塩原市長は27日、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の排出量を2050年までに実質ゼロにする「CO2ゼロ宣言」を「可能な限り早期にしたい」との考えを明らかにした。同日の市議会一般質問で、玉野宏(たまのひろし)議員の質問に答えた。市はすでに具体的な準備を進めており、渡辺市長は下野新聞の取材に「12月上旬にも宣言する」と明言した。環境省によると、同宣言がなされれば全国で9自治体目となり、県内では初めて。

 CO2ゼロ宣言は、持続可能な都市づくりを進める同市の気候変動対策の一環。国連の気候変動に関する政府間パネルによる18年の特別報告書では、50年頃にCO2排出量を実質ゼロにする必要性が示されている。