完成した那須工場の生産ラインを見学する福田知事(中央)と津久井市長(左)

 【大田原】中田原の資生堂那須工場で27日開かれた内覧会で、テープカットを行った福田富一(ふくだとみかず)知事と津久井富雄(つくいとみお)市長は、地域との連携や地元雇用の確保に期待感を示した。

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 報道陣約80人が詰め掛けた中、福田知事は「栃木の、この大田原の地を選んでいただき、心から感謝したい。女性がいきいきと働く環境の広がりを期待している」とあいさつした。

 さらに、県営水力発電を電源とする地産地消型の「とちぎふるさと電気」を同工場が活用することを挙げ「良質な水とふるさと電気から生まれた高品質、安全安心なメード・イン・栃木の製品を広く世界に送り続けてほしい」と期待した。

 取材に対し、津久井市長は「多くの女性の採用を予定しているということで、地元雇用が非常に期待される。他の誘致企業や市民との交流も重点的に進めていってほしい」と歓迎した。

 同社の直川紀夫(ただかわのりお)常務チーフサプライネットワークオフィサーは「那須連山という自然のろ過装置で生成された安全できれいな水が、高い品質のベースを実現してくれている。この水で、大田原の地に工場を建てようと考えた」と述べた。

 さらに「見学施設を充実させた。コンセプトは『プレイ・ビューティー』。ものづくりを地域の皆さまに体験してもらい、親しんでもらいたい」とし、「地域と共に生きる工場を目指す」と強調した。