日光市高徳の獨協医大日光医療センターの移転地となっている日光産業団地(同市土沢、森友)について、日光市は、土地を所有する県土地開発公社から産業団地の13区画、約10・6ヘクタールの一括購入を提案されていることを、26日の議員全員協議会で明らかにした。

 市は今年2月、同センター運営者の獨協学園と覚書を締結し、同団地の約7・5ヘクタール(6区画)を市が購入した上で獨協学園に無償貸与する方針を定めた。市によると、今月中旬までに同公社から「市が産業団地全体の利活用を検討するのであれば、売却価格においても特段の配慮をしたい」と、残りの約3・1ヘクタール(7区画)を含めた一括購入を提案されたという。

 市は、産業団地の土地利活用の基本計画を来年度中に策定したい考え。全区画の購入を「選択肢の一つ」としており、上中哲也(うえなかてつや)副市長は議員全員協議会で「土地全体をうまく利用するというのが第一。金額についてこれから交渉、調整したい」と述べた。