アジア選手権ボルダリングで3位に入るなど成長著しい川又=宇都宮市内

 スポーツクライミングのアジア選手権が6~10日、インドネシア・ボゴールで開催され、男子ボルダリングで宇南高1年の川又玲瑛(かわまたれい)(16)が全年齢の主要大会で初の表彰台となる3位に入った。2024年のパリ五輪出場を目指す次世代のホープは「達成感がすごい。体幹が強くなったことを実感できた」と確かな手応えをつかんだ。

 大会に出場した男子45人のうち、川又は最年少。気温が40度近くまで上がる屋外での開催と厳しい条件の中、予選を2位で通過し、準決勝も2位に入って上位6人による決勝へと駒を進めた。

 五輪代表候補の藤井快(ふじいこころ)(TEAM au)や緒方良行(おがたよしゆき)(神奈川大)ら、そうそうたる顔触れが並んだ決勝。川又は完登数こそ4課題中2課題にとどまったが、足場の不安定な第3課題を9トライでクリアし、完登に失敗した2課題もゴールのホールド(突起物)の一つ手前まで到達。高校入学後、ホールドに飛び付く練習を繰り返すなどして地道に体幹を鍛えてきた成果が現れた。