東雲公園で撮影されたシーン(JNTO提供)

 【壬生】政府観光局(JNTO)が外国人誘客などを目的に、国内のサクラの名所で撮影した動画「Enjoy my Japan」に壬生甲の東雲公園で撮影されたソメイヨシノが使われ、国内外で多数視聴されている。動画は9月から動画投稿サイト「ユーチューブ」などで英語など6カ国語版で公開され、22日現在、計581万回再生を記録。町担当者は「再生数に驚いている。サクラを活用したインバウンド誘客をさらに進めたい」としている。

 動画は「外国人と日本人の交流」をテーマに、北海道函館市の五稜郭公園や、青森県弘前市の弘前公園などサクラの名所として知られる場所で撮影を行った。東雲公園では4月にロケをし、外国人家族がサクラの下で遊ぶ場面などを撮影した。4月にサクラが咲き、ストーリーに合う場所であったことなどから県内で唯一ロケ地に採択されたという。

 公開されている動画は1分で、うち約15秒を町内で撮影されたカットが占める。9月に英語のほか、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語の6カ国語版で公開された。同日現在、英語版の379万回を筆頭に、各言語で多数再生されている。動画は同サイトでの公開のほか、航空会社の機内動画やオンライン広告などにも使用されているという。

 町によると、サクラを目的に東雲公園を訪れる外国人観光客は年々増加傾向にある。同公園のサクラも登場する町独自のPR動画「壬雷(みらい)ちゃんの『ぶらり壬生紀行』」は英語版も制作中で、来年2月の公開を目指している。町担当者は「町独自の動画と合わせ、名所として積極的にPRしていきたい」と話した。