生徒に拍手で見送られる楢崎智亜選手(左)=26日午後0時20分、宇北高

 スポーツクライミング世界選手権の男子複合で優勝し、2020年の東京五輪代表に決まった宇都宮市出身の楢崎智亜(ならさきともあ)(23)=TEAM au=が26日、母校の宇北高を訪れ、約950人の生徒の前で健闘を誓った。

 楢崎は8月に都内で開催された世界選手権で単種目のボルダリングで優勝し、東京五輪の出場権が懸かった複合では男女を通じて日本人初となる金メダルを獲得。県勢第1号となる五輪代表入りを決めた。

 楢崎が同校を訪れたのは卒業以来初めて。激励会では猪瀬清隆(いのせきよたか)校長(60)が「楢崎選手は北高の誇りであり星。日本中に夢と希望、勇気を与えてほしい」と激励。生徒会長の石河祥太(いしかわしょうた)さん(16)は「同じ学校に通っていることが誇らしい。五輪の代表に選ばれただけでもすごいことだが、さらなる活躍に期待している」と花束を手渡した。

 楢崎は「みんなには失敗を恐れずに突き進んでもらいたい。五輪で金メダルを獲得してまた報告しに来る」と約束した。