最終戦でJ2残留が決まり、栃木SCの選手(手前)と県民歌を斉唱するサポーター=24日午後、千葉市のフクダ電子アリーナ

 奇跡的とも言える「J2残留」に、敵地のスタンドが歓喜に沸いた。栃木SCが千葉市内で24日に行われた千葉との今季リーグ最終戦に1-0で勝利し、土壇場でJ3降格圏を脱出。「苦しいシーズンだったが、よく踏ん張ってくれた」。チームと苦楽を共にしたサポーターからは次々とねぎらいの声が上がった。

 勝ち点37で21位に沈む栃木SCがJ2残留を決めるには、千葉戦での勝利が絶対条件。その上で勝ち点40で並ぶ19位の町田、20位の鹿児島のいずれかが負けることが必要だった。

 アウェーゴール裏には1500人を超す栃木SCサポーターが駆け付けた。一進一退の攻防が続く中、後半26分にDF田代雅也(たしろまさや)が先制点を決め、試合はそのまま終了。数分後、他会場で鹿児島が敗れたことが伝わると、抱き合って涙を流すファンの姿もあった。