容疑者の自宅=23日午後10時15分、小山市

女児が保護された小山署犬塚交番=23日午後6時40分、小山市犬塚

容疑者の自宅=23日午後10時15分、小山市 女児が保護された小山署犬塚交番=23日午後6時40分、小山市犬塚

 大阪市住吉区の小6女児(12)が行方不明となり約1週間。23日に女児が逃げ込んだのは、自宅から400キロ以上も離れた小山署犬塚交番だった。「まさか」「なぜ」。未成年者誘拐容疑で逮捕された小山市、自称派遣社員の男(35)の自宅周辺や、交番近くの住民からは一様に驚きの声が上がった。

 未成年者誘拐容疑で逮捕された容疑者宅近くに住む女性は「(容疑者が)どういう人だったか全く印象にない。(事件を知り)ただただ、びっくりした」と話す。容疑者の自宅から女児が保護された小山署犬塚交番までは約700メートル。女性は「(女児が)無事でよかった」と胸をなで下ろした。別の近所女性も「まさかこんな所に(女児が)いたとは」と驚きを隠せない様子だった。

 交番の近隣住民にも衝撃が広がった。近所の40代女性は「午後3時ごろ、交番にいつもより多く車が止まっているとは思ったが…。ニュースを見てびっくりした」と驚く。近くの30代男性は「近くで子どもを巻き込んだトラブルは聞いたことがない」と話し「なぜ遠くから来て、こんなことになったのか」と首をかしげた。

 一方、大阪市住吉区の女児宅近くの70代女性は「登下校時によくあいさつもしてくれた子で、ひとごとではなかった。お母さんや家族も疲れたと思う。ゆっくり話を聞いてあげてほしい」と喜んだ。

 容疑者の自宅や、容疑者が事情を聴かれていた小山署には多くの報道陣が詰め掛けた。