梵天を担ぎ街道を進む若者たち

 【宇都宮】五穀豊穣(ほうじょう)を願い、梵天(ぼんてん)を神社に奉納する伝統行事「羽黒山梵天祭り」が23日、今里町内で行われた。雨が降りしきる中、長さ15メートルほどの梵天を法被姿の若者たちが豪快に担ぎ上げた。

 祭りは農作物の収穫に感謝するため、江戸中期から約350年以上続くとされる。梵天は竹ざおに和紙や色鮮やかな飾りを付けた祭具。災いを払う意味もあるという。

 今回は地元自治会や保存会による梵天11本が登場。大勢の見物客が集まった街道を、若者らは「ほいさ、ほいさ」と掛け声を合わせて勇ましく練り歩いた。

 続けて急な参道を登り、約1時間かけて山頂の羽黒山神社に到着。梵天を空高く振り上げた後、やぐらに立て掛けて奉納した。