「尊徳来福像」に屋根が設置されたのを受け行われた神事

 【日光】二宮尊徳(にのみやそんとく)の墓がある今市の報徳二宮神社で、2体の巨大な木製像「尊徳来福(らいふく)像」の屋根が完成し、17日に行われた例大祭に合わせ、お露目された。

 尊徳来福像は座像と立像がある。樹齢212年のスギで作られており、高さは約3・5メートル。尊徳の教えを現代に広めようと、今市出身で東京都狛江市在住の食品開発業藤井正二(ふじいしょうじ)さんが2017年6月に奉納した。

 木製像を風雨から守ろうと今回、地元や県内外の崇敬者約140人が屋根を奉納した。直径が2メートルほどある鉄製の屋根が、高さ約4メートルの位置に設けられた。

 尊徳の命日となるこの日の例大祭には関係者約100人が出席した。武内節史(たけうちたかし)宮司(66)は「今まで雨ざらしだったので、尊徳さんも喜んでいると思う」と笑顔で話した。