梵天を地面に打ち付け、五穀豊穣を祈願する参加者たち

 【那須塩原】宇津野の嶽山(たけさん)箒根神社で23日、市無形民俗文化財の梵天(ぼんてん)上げが勇壮に行われ、地域住民らが五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。

 地元住民らでつくる「梵天保存会」など6グループが参加。長さ約10メートルの竹の先に和紙を飾り付けた梵天を担ぎ、威勢のいい掛け声に合わせ、神社前の約100メートルの沿道を練り歩いた後、竹が割れるまで梵天を激しく地面に打ち付けた。

 梵天を担いだ宇津野、大学3年伊藤歓人(いとうかいと)さん(21)は「地域の伝統行事を守りたいと参加し続けている。今年も盛大にできて良かった」と話していた。