サミット宣言後に握手を交わす日光市の大嶋市長(中央)ら=22日午後4時50分、日光市今市

 世界遺産のある自治体の首長らが一堂に会す「第6回世界遺産サミット」の本会議が22日、日光市今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で開かれ、会場には全国35自治体の関係者など約250人が集まった。世界遺産の価値を再認識し、保全と活用を図りながら国内外に魅力を発信していくことなどの「日光宣言」を採択し、閉幕した。

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 大嶋一生(おおしまかずお)日光市長や服部(はっとり)征夫(ゆくお)東京都台東区長、須藤秀忠(すどうひでただ)静岡県富士宮市長ら5人による首長会議では、三つの分科会発表を踏まえ各自治体の取り組みなどが紹介された。大嶋市長は「住民の誇りとなっている世界遺産を将来につないでいくには、住民が本気になって地域をつくれるかがポイントだ」と訴えた。

 日光宣言には、近年多発する自然災害の脅威の中、世界遺産の価値や保存の重要性を再認識し、地域一体で守り育むといった文言を盛り込んだ。

 本会議ではほかに、日光ユネスコ協会と二社一寺周辺の環境調査をしている日光明峰高の事例発表や小西美術工藝社のデービット・アトキンソン会長兼社長による基調講演が行われた。

 来年のサミットは沖縄県で開催される。