関係者らによって除幕される「航空安全祈念の塔」=22日午後、岩手県雫石町

 1971年7月、岩手県雫石町上空で全日空機と航空自衛隊機が衝突、墜落した事故で犠牲となった162人を追悼する同町の「慰霊の森」で、施設の老朽化に伴う大規模改修が完了し22日、式典が開かれた。弟文隆さん=当時(25)=を亡くした遺族代表の小山和夫さん(76)=静岡県富士市=が「空の安全を願う場所として、末永く管理されることを願う」とあいさつ、再発防止を訴えた。

 遺族や空自、全日空などの関係者ら85人が慰霊碑前で黙とうした後、建て替えられた「航空安全祈念の塔」が除幕された。

 来年の五十回忌を前に、総事業費約6千万円をかけて改修した。