エアコンの購入を検討する来店者に商品を説明する店員=16日午後、宇都宮市今泉町の「コジマ×ビックカメラ宇都宮本店」

 県内は各地で3月上旬から、平均気温が平年を2~3度上回る暑さが続いている。春を一気に通り越して訪れた夏のような陽気に、家電量販店ではエアコンなどの冷房器具の売り上げが前年同期に比べ2割以上増え、早くも好調の兆しを見せる。一方、衣料品店では春物の売り上げが伸び悩み、夏物の売れ行きに期待を寄せる。今年の夏は例年より気温の高い日が多いと予想され、宇都宮地方気象台は農作物や健康管理に注意を呼び掛けている。 同気象台によると、寒気が南下しにくく南からの暖かい空気が流れ込みやすかった影響を受け、3月1日~5月10日の平均気温は宇都宮で平年に比べ2・4度高い12・9度となった。佐野は3・0度高い13・5度。4月22日には日最高気温が佐野で30・8度を観測するなど、県内で観測史上最も早い真夏日となった。

 暑い春となり、エアコンや扇風機、冷蔵庫の売り上げが好調となっている。宇都宮市今泉町の家電量販店「コジマ×ビックカメラ宇都宮本店」では例年より半月以上早い4月中旬ごろから客足が目立ち始め、前年比120%を超える売り上げを見せているという。