自主練習に励む宇都宮高の部員たち=同校グラウンド

 来春の第92回選抜高校野球大会の21世紀枠本県推薦校に、秋季県大会8強の宇都宮が初めて選ばれた。野球と勉強は同じ道の上にあるとする「文武不岐(ぶんぶふき)」のモットーを体現する同校。かつて宇南を春夏3度の甲子園に導いた篠崎淳(しのざきじゅん)監督は「先輩方が積み上げてきたことへの評価。部員には自身の行動がそのまま後輩の代につながることを感じてほしい」と選出の意義を強調する。

 宇都宮は1896(明治29)年創部。旧制宇都宮中時代の1924(大正13)年夏に甲子園出場経験がある。シード校として臨んだ今秋の県大会では3回戦で宇商を延長十四回の末に3-2で振り切るなど粘り強い戦いで8強進出。選抜大会の21世紀枠は全国で3校。関東地区各都県の推薦校のうち、地区推薦1校が12月に発表され、来年1月の選考委員会で最終決定する。