立ち入り禁止になっているスカイタワー周辺

 【さくら】東日本大震災で被災した喜連川のお丸山公園スカイタワー周辺で民間による利活用を進めようと、市はアイデアやノウハウを持つ民間事業者と「対話」を行うサウンディング型市場調査を実施する。市場性を含めた利用方法などの意見や提案を受け、利活用する民間事業者の公募前に、参入しやすい現実的な要項を作成するための諸条件を整理する。対話を希望する事業者を対象に12月12日、現地見学会を開く。

 お丸山公園は、喜連川氏の居城跡の公園で、桜の名所として知られる。東日本大震災で斜面が崩れるなどし、スカイタワー周辺の「さくら安らぎゾーン」(約1ヘクタール)は立ち入り禁止になっている。

 ゾーン内のスカイタワーと老人福祉センターは閉鎖中。両施設の改修には計約4億円がかかると見込まれる。その上、開発前に発掘調査が必要なことなどもあって、民間が参入しにくい環境にある。

 今回の市場調査で市は、活用の基本的な考え方として(1)喜連川の歴史の象徴(2)桜の名所(3)身近な緑-の3点に配慮したにぎわいの復活、お丸山の持つ眺望や温泉、緑などの資源を生かした魅力の向上を図りたいとする。対話の内容は、施設の活用法や地域交流、レクリエーション、スポーツなどの事業、簡易な収支計画、課題など。