ガイドライン改定に向け議論した登山計画審査会=19日午後、県庁北別館

 2019年度5回目の登山計画審査会が19日、県庁で開かれ、県立高の登山計画づくりの指針となる登山計画ガイドラインの改定に向けた議論が前回に続いて行われた。県教委はガイドラインの改定時期を20年3月に遅らせる意向を示し、審査会が了承した。

 ガイドラインは那須雪崩事故の再発防止策の一環で県教委が策定した。積雪期の状態にある山での登山を禁止する一方、夏山の残雪に関する記述がなく、山岳部顧問らが取り扱いの明確化を求めていた。

 この日は、県教委が提示した案を基に委員が議論した。「残雪は一律に通過を認めない」との案に賛同意見はなく、「危険性の程度により審査会の審査において通過を判断する」とする案を採用する方針を確認した。

 県教委は当初、この日の審査会で素案を示し、12月のガイドライン改定を目指していた。しかし、雪崩事故の遺族を交えた「高校生の登山のあり方等に関する検討委員会」の次回会合が20年2月上旬に開かれることなどを踏まえ、改定時期変更した。