【栃木】台風19号の被災地復興を支援しようと、吉本興業所属の芸人たちが15日、浸水被害に遭った市内の民家でボランティア活動を行った。
ボランティアに参加したのは真岡市出身の上原(うえはら)チョーさん(38)とレイザーラモンHGさん(43)、お笑いコンビ天津の木村卓寛(きむらたくひろ)さん(43)。
災害直後からボランティアなどを行っている上原さんが「災害の現場を知ってほしい」と2人に呼び掛け実施に至った。
この日、上原さんたちは床上浸水の被害を受けた薗部町3丁目、60代女性の民家を訪問。部屋の泥汚れを拭き取ったり、壁を高圧洗浄機で洗ったりなどした。女性は「遠方から来ていただいて本当にありがたい」と感謝した。
HGさんは「ニュースなどで見ていたが、想像を超えていた」と息をのんだ。木村さんは「私たちのような県外の者にもっと被災地の現状を知ってほしいと思った」と話した。