黒羽刑務所の受刑者が作った日光彫製品

 【大田原】2022年3月で廃止される寒井の黒羽刑務所で23日、受刑者の作業製品を展示即売する「第36回黒羽矯正展」が開かれる。廃止に向け業務縮小が進む中で開催が危ぶまれたが、来場者から惜しむ声が多く、継続を決めた。「くろばね・プリズン・フェス」の名称でイベント色を打ち出す。担当者は「大規模な開催は最後になりそう。地域の方の笑顔あふれる一日にしたい」と来場を呼び掛けている。

 同矯正展は1984年から「勤労感謝の日」に開催。昨年は、次年度以降の開催が未定だったため「今年が最後かもしれない」と、約1万3千人が来場し盛況だった。「来年も開催してほしいという温かい声援をいただき、ありがたかった」と担当者は話す。