ゥレット症候群の家族会への参加を呼び掛ける酒井富志也さん

 まばたきや顔しかめといった複数の運動チックと、せき払いや奇声など一つ以上の音声チックが1年以上続くトゥレット症候群は、小児期に多く発症する。好奇の目で見られることもあり、当事者や家族の苦悩は大きい。次男が同症候群を患う宇都宮市、会社員酒井富志也(さかいとしや)さん(54)は30日、悩みを共有して情報交換する家族会を県内で初めて開こうと参加者を募っている。

 同症候群は脳の機能障害のために起こると考えられており、自分の意思とは関係なく症状が現れる。周囲の無理解からいじめに遭ったり、不審がられて警察に通報されたりすることもあるという。