遊覧船再開に向けて堆積した土砂を撤去するメンバーたち

 【栃木】台風19号の直撃で巴波(うずま)川に土砂が堆積し休業状態の遊覧船再開へ向けて運航ルートを確保しようと、NPO法人「蔵の街遊覧船」のメンバーたちが18日、境町の瀬戸河原公園付近で土砂の撤去作業を行った。

 土砂は現在も長さ約50メートルにわたって川の半分を埋め尽くしている。元々流れが緩やかな場所だったが、堆積していない片側に流れが集中、勢いが増しており舟が進めない状態だ。

 同法人メンバーら9人は、午前9時から作業を開始。約6時間かけて、埋没した片側を開通させようとシャベルなどで土砂を中央に集めたり、土砂に混じった災害ごみを一つ一つ取り除いたりした。集めた土砂は、県が処分する予定。

 船頭マネジャーの中村明雄(なかむらあきお)さん(61)は「多くの方から再開を望む声をいただいている。復興の先駆けになれるよう早く再開したい」と汗を拭った。

 今後も連日作業を続け、12月上旬の営業再開を目指す。