大田主の大役を終え、笑顔で記者会見に応じる石塚さん(中央)=16日午後、県JAビル

 皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」で使われたコメを生産した高根沢町大谷、農業石塚毅男(いしつかたけお)さん(55)が16日、大嘗祭に参加した後初めて宇都宮市内で記者会見に臨んだ。石塚さんはコメを栽培する「斎田」の耕作者「大田主(おおたぬし)」として儀式に参列し、「自分が作ったコメが1度しかない儀式に使ってもらえたことは誉れに思う」と喜びを語った。

 大嘗宮の儀は14日夜から15日未明にかけて、皇居・東御苑に特設された「大嘗宮」で行われた。天皇陛下は石塚さんが生産した本県オリジナル品種のコメ「とちぎの星」などを神々に供え、国と国民の安寧や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈られた。