【益子】恒例の「第5回町民まつり」(同執行委員会主催)が16日、益子の町民センターで開かれた。全町のさまざまな分野の人が関わる機会にしようと、町産業祭やグルメ・パンまつりなどのイベントを集約し開催している。新鮮な地元産野菜や町内外のご当地グルメ販売のほか、音楽やダンスパフォーマンスのステージ、環境や健康などをテーマにしたブースなどが出店。晴天にも恵まれ、多くの来場者でにぎわった。
■食品ロス削減へ
「町産業祭」会場では、食べ物が無駄に捨てられる「食品ロス」を減らすため、家庭で余っている食品を募る「フードドライブ」の取り組みが初めて行われた。
この日は数人がブースを訪れ、菓子や缶詰などを寄付。町役場で15日までに集めた食品と合わせ251点、134キロ分の食料が集まった。町担当者は「こんなに集まるとは。非常にありがたい」。
食品はNPO法人「とちぎボランティアネットワーク」内の「フードバンク宇都宮」を通じて、福祉施設や子ども食堂などに届けられるという。
■躍動感あふれるダンス
「JAはが野益子地区まつり」会場近くに屋外ステージが設けられ、益子芳星高ダンス部員がJ-POPやK-POPの楽曲に合わせて躍動感あふれるダンスを披露し、来場者から大きな拍手を浴びた。