清宮の繊細な作品40点が展示されている企画展

清宮の作品40点が展示されている企画展

清宮の繊細な作品40点が展示されている企画展 清宮の作品40点が展示されている企画展

 【鹿沼】チョウをモチーフにした代表作で知られる木版画家清宮質文(せいみやなおぶみ)(1917~91年)の画業を振り返る県内初の企画展「静謐(せいひつ)の画家 清宮質文 すみわたる詩情の世界」が24日まで、川上澄生(かわかみすみお)美術館で開かれている。30代後半から本格的に木版画を制作し昭和時代に活躍した清宮の、初期から最晩年までの作品40点を展示している。

 清宮は東京都出身。画家・版画家の父を持つ。東京美術学校で油絵を学んだ後、教員生活などを経て本格的に木版画を制作し、繊細で詩情にあふれる作品を残した。版画は何度も刷れることが特徴だが、清宮は同じ原版でも刷り方を変え、絵筆では表せない美しさや面白さを追求した。

 企画展は、群馬県立館林美術館に寄託されている作品を同館などの協力で展示。ガラス絵などを含む作品を、3章構成で紹介している。

 午前9時~午後5時。入館料は一般300円など。18日は休館。(問)同館0289・62・8272。