6月の全日本選手権個人タイムトライアルで初優勝した宇都宮ブリッツェンの増田(中央)。左は2位の岡=静岡県、小森信道さん撮影

 自転車ロードレースは10日の国際レース「ツール・ド・おきなわ」で今季全日程を終了した。宇都宮ブリッツェンは、東京五輪代表入りを目指すベテラン増田成幸(ますだなりゆき)らを中心に勝利を積み上げ、国内最高峰ツアー「Jプロツアー(JPT)」で団体3位と奮闘。一方、那須ブラーゼンは2年連続でJPT表彰台を逃すなど試練を味わった。県内プロ2チームの今季の戦いを振り返る。

 今季、増田の五輪代表入りを目標の一番手に掲げた宇都宮ブリッツェンは、五輪代表入りにつながるUCI(国際自転車競技連合)ポイントが懸かったレースで結果を残した。5月の「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」では落車に見舞われた増田をポイント圏内の総合10位に送り込んだ。6月の全日本選手権個人タイムトライアル(TT)では増田が初優勝を飾り、若手エースの岡篤志(おかあつし)も2位に食い込んだ。清水裕輔(しみずゆうすけ)監督は「抑えるべきレースをしっかり抑えられた」と振り返る。