とちぎの星の米袋が並ぶお米ひろばさとう宇大前店の店内。大嘗祭で使われることが決まってから問い合わせが増えているという=14日午前、宇都宮市峰3丁目

 皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が14日夜から、皇居・東御苑に設営された大嘗宮で始まった。儀式では高根沢町大谷、農業石塚毅男(いしつかたけお)さん(55)が生産した本県オリジナル品種のコメ「とちぎの星」が神々に供えられ、天皇陛下も口にされて豊作などを祈念。県内の農業関係者は、とちぎの星の知名度が向上し「消費の需要が高まってほしい」と期待している。

 コメを販売する宇都宮市峰3丁目のお米ひろばさとう宇大前店の店内には、とちぎの星30キログラムが入った茶色い米袋が高く積まれている。

 6、7年前から取り扱っており、従業員の佐藤直人(さとうなおひと)さん(45)は「大嘗祭にとちぎの星が使われることが決まってから問い合わせが増えた」と喜ぶ。今後、知名度が向上すれば「注文が増える可能性もある」と期待する。