子どもたちの健やかな成長を願いながら着物を着せる宇都宮マロニエライオンズクラブ会員

 【宇都宮】宇都宮マロニエライオンズクラブ(坂本湛子(さかもときよこ)会長)は1999年の結成から20年間、児童養護施設「下野三楽園」(下小池町)の子どもたちの七五三を祝っている。家族と離れ、節目の行事を祝う機会が少ない子どもにとっては特別な日で、同園は継続的な支援に感謝している。

 同クラブは、同園の子どもたちの健やかな成長を願い七五三祝いを始めた。今年は10日にクラブ員3人が着物やかんざしなどを持参して同園を訪れ、7歳女児2人に着付けをした。

 女児たちは最初は緊張気味だったが、クラブ員が優しく声を掛けながら髪を結っていくと、変身していく自分に驚きながら笑顔を見せるようになった。

 支度が完成すると、見学に来た子どもや職員から「かわいいね」「着物が似合うね」との声が上がった。

 女児の一人は「着物を着るのが楽しみでした。とてもうれしい」と満足そうに話し、職員にたくさん写真を撮ってもらい大喜び。江連真代(えづれまさよ)前会長(75)は「子どもたちの喜ぶ姿がうれしい」と、女児たちの様子をほほ笑ましく見ていた。

 下野三楽園の藤原崇夫(ふじわらたかお)園長(61)は「子どもたちがとても楽しみにしている行事。家庭と同じように祝っていただいている」とクラブに感謝。坂本会長(74)は「七五三を祝うのは女性グループならでは発想。子どもたちの良い思い出になると聞いており、長く続けていきたい」と話している。