地域の拠点として改修された古民家

 【那須塩原】JR西那須野駅の西口駅前通りにある築120年の古民家が改修され、地域の交流拠点としてオープンする。同所が実家で宇都宮市在住の医師瀬尾弘司(せおこうじ)さん(53)がオーナーで、今後は利用者の要望に合わせて開放し、勉強部屋やギャラリーなど多様に活用してもらう考えだ。12月上旬には完成、運営を始める予定。11月16日にはプレオープンイベントとして、地元産食材の販売やワークショップなどを開く。

 改修は瀬尾さんが「大好きな地元の活性化に貢献したい」と発案。デザインは東京都市大建築学科4年の学生福井将理(ふくいしょうり)さん(22)、西寛子(にしひろこ)さん(21)とともに考えた。2人は「地域の人が元気になれる交流の場にしたい」と話している。

 古民家は約50平方メートルの土蔵2階建て。永田町3の8にあることから「サンノハチ」と名付けた。学生の発案を基に内部を土間にし、靴を履いたまま気軽に入れるようにした。また飲食などもできる場として部屋の一角に座敷や縁側も設けた。改修はほぼ終わり、現在は運営の準備中。今後は、同所敷地内にある石蔵などの建物も順次開放するという。