青空に浮かび上がる霧虹=12日午前7時30分、宇都宮市戸祭3丁目

 宇都宮市で12日未明から朝にかけて、放射冷却現象による冷え込みで濃霧が発生した。この影響によって同市内では幻想的な白い虹「霧虹」が見られた。

 宇都宮地方気象台によると、霧は前日の降雨による湿気で発生。同市内の視程は一時、100~200メートル程度に低下した。

 霧虹は大気中の水分によって散乱した光が環状に見える現象。同日は青空が顔をのぞかせた霧の切れ目ではっきりと現れた。

 同気象台気象情報官の山本浩(やまもとひろし)さん(48)は「珍しい現象。私は見たことがない」と話している。