台風19号で住宅被害を受けた被災者向けに、県や市町が無償で提供している公営住宅のうち、計203戸が入居済みとなったことが8日、県のまとめで分かった。県が5日から提供を開始した「応急仮設住宅」には41件の申し込みがあった。県は住宅再建支援のため、13~17日に鹿沼、小山、足利の3市で無料相談会を開く。

 県住宅課によると、県営住宅89戸のうち30戸で入居済みとなった。市町営住宅は513戸のうち173戸で入居済みで、佐野市が98戸、足利市24戸、宇都宮市17戸、栃木市14戸などだった。県が民間の賃貸住宅を借り上げる応急仮設住宅も、相談が多いという。

 住宅の無料相談会は、建築士や融資相談員が住宅の修繕方法や業者の依頼先、費用の目安、融資制度などについて相談に応じる。

 鹿沼市では13、14日に粟野コミュニティセンター、15日に市役所本館1階ロビーで実施する。小山市は13~15日、市役所別館1階相談室。足利市は16、17日に、毛野公民館。時間は午前9時~午後4時。予約不要。また、12、13日は那須烏山市で戸別訪問相談も行う。(問)県住まいの確保対策チーム028・623・2484。