「山の神」に感謝の祈りをささげた閉山祭

 【那須】那須岳(茶臼岳)の夏山登山シーズンを締めくくる那須嶽神社閉山祭が8日、峠の茶屋登山口近くの社で行われた。地元市町や警察、消防などから関係者約50人が「山の神」にシーズン中の安全や自然の恵みなどへの感謝の祈りをささげた。

 那須温泉神社の人見文治(ひとみふみはる)禰宜(ねぎ)(54)の神事に続き、出席者が祭壇の前で拝礼した。

 環境省那須管理官事務所によると、同登山口からの5~10月の入山者数は3万7318人、下山者数は5万1095人だった。また、那須消防署湯本分署によると、5月~今月6日の山岳救助の出動件数は9件。うち、けがは5件だった。

 那須山岳救助隊の高根沢修二(たかねざわしゅうじ)隊長(70)は「ちょっとした不注意が事故に結びついている」と今季を振り返り、冬山に際して「これから雪が降り風も強くなる。十分な装備をして入山してほしい」と話していた。